モネットのリード用マウスピースB5LS LTウェイトでCLASSICモデルです。 アメリカの楽器店dillonmusicで数年前に購入しました。 写真のようにスクリューリム仕様に改造されている状態で販売されていました。スクリューはバック規格のネジになっています。 リムはバック3Cの中でも気に入ったものを選び、信頼できるリペアマンに加工していただきました。 また、カンスタル製のジャルデイネリ7MトップとワーバートンのJLMリムもトシ亀山さんのアトリエでバック規格のスクリューリムに加工して頂きました。 この3種のリムが付属します。 元々、モネットB5LSはバック3C程度のリムに浅めのリード用のカップ（バックFカップ相当）の組み合わせで、3Cくらいの方のリード用として製作されていたモデルです。 出音がとてもストレートで太くて強いので個人的にかなり気に入ったマウスピースでしたが、持久力向上のため、リムを色々と試していた物になります。 最もマッチするのはバック3Cのリムで、段差は無く、元のB5LSにかなり近い吹き心地ですが、当方にはオリジナルのモネットよりもかなり吹きやすかったです。 ジャルデイネリ7リムは少しだけ小さめで、バック5C程度の内径に、セミフラットワイドリム。 ワーバートンJLMは長年愛用していたリムで、ワーバートンの説明によりますと、普段バック3Cを使っている奏者がリード用に違和感なく持ち替えできるのに持久力が高く、ハイノートが楽なリム。 この2つのリムは若干小さめで、段差が多少できますが、当方は実際の演奏で唇に感じることはなく、全く問題なく演奏出来ていました。 亀山さんに相談した際も、気にならなければ問題ないとの事で、かなり多くの現場で愛用してきました。 どのリムもとてもおすすめですので、普段3Cあたりを吹いている方で良いリード用のマウスピースをお探しの方にはお試し頂きたいと思います。 個人的にはモネットB4L系よりも若干浅めで、MF3とB4Lの良いところを合わせたような感じでとても気に入っておりました。 また、モネットのボディ自体もかなり古い時代の人気のある物で、現在のものよりも音の温かみや抜けが気に入っておりました。 加工も含め、この組み合わせを一から試すのはかなり予算がかかると思いますので、興味のある方はぜひこの機会に。