ボブリーブスブラスで改造を施した、GR社製ウェインバージェロン”スタジオ”モデルの金メッキ仕上げのトランペット用マウスピースです。 金メッキは少し薄くなっているように見受けられます。 ボブリーブスブラスでの改造内容ですが、スロート径を# 22にし、バックボアをボブリーブスの”MSS”モデル(MSモデルよりも浅いカップを採用したモデル)で採用されている形状と同様に、と言う2点です。 スロートの拡張に伴い加工後のスロート近辺は通常であればカドが立ちますが、きっちりとスムージングされています。とても丁寧な作業です。 再度金メッキをかけ直すのはお金が掛かってしまうため、スロートから下はメッキの無い状態、もしくは銀メッキ(金メッキの下地)の状態になっています。 バージェロンStudioモデルのややV掛かったカップ形状とアンダーのスペックの相性が良く、ソリッドな鳴らし方からふくよかな表現まで、幅広い感触になりました。 ボブリーブスのバックボアは活き活きとした音色感が良いですね。 GRの、少し重さを持たせた外観形状のためか、力強く鳴ります。 とても良い仕上がりになったマウスピースなのですが、GRバージェロンリムからスイッチしたため断捨離として出品しています。 使用感はありますが、まだまだ十分実用的なコンディションです。 バージェロンリムがお好きな方、ARレゾナンスやLotusで太いスロートサイズに慣れてきた方などなど、如何でしょうか。 生産完了したバージェロンStudioモデルの相場や、金メッキ、改造費用を踏まえるととてもお買い得です。