所有者様の祖母が残した與那型三線。八重山黒木ウジラミ斑点模様入。正確な年代や作者は不明。野長は一尺五寸六分五厘。棹のみ重量五四四グラム。当時のスンチー塗りは稍使用感が有りますが、年代の割に綺麗です。棹の状態は年数を考慮しても良い状態です。演奏はヒビリ音無し正常。透明塗り故、棹全体に特徴的なウジラミ斑点模様がしっかり確認できます。鳩胸弾き手側に同材を用いて5mm幅で継ぎ足しが確認できる他、天裏右手側に材割れ防止の為の補強跡が見られますが、丁寧に施工されたことが分かります。棹の造りは稍太棹。天は凛々しい顔立ちであり、鳩胸は他に類を見ない鴨口型である。※画像参照 オリジナルのチーガも古い物だが、材は楠木が用いられていることが分かった。後年に人工皮に張り替えられている。近年造られることも見ることも少なくなった鴨口與那城型、しかもウジラミ斑点模様入の古三線。ご承知の通りかなり貴重です。今回の機会にどうぞご検討の上手にして下さい。沖縄から送料込みゆうパック発送でお届けいたします。https://ameblo.jp/34doumakiya/