Roland S-760は、1Uラックサイズのハードウェアサンプラーです。 サンプリングのスペックは、サンプリング分解能は量子化16ビットリニア、サンプリング周波数は最高で48kHz。 最大同時発音数は24音。 メモリーは標準2MBなんですが、本品は26MBに拡張しました。 これによってサンプリング周波数 44.1kHz/モノラルで296.5秒のサンプリングが可能となっています。 インプット2、アウトプットステレオ2か4パラ。 フロッピードライブが搭載されていて、そこからシステムや音色を読み込ませたり、保存する仕様となっています。 今回、バックアップ用としていたシステムのフロッピーディスク(Ver.2.14)を2枚もつけます。 最新のシステムはVer.2.24。 ご自分でバージョンアップをお願いいたします。 本品はフロッピードライブからシステムディスク(Ver.2.14)を読み込ませてからの起動と付属のサウンドディスクから音色の読み込みが出来ました。 MIDIキーボードを接続して、その音色の出力をヘッドフォンから聞けました。 SCSI端子があり、HDD等が接続出来ます。 HDDからシステムを読み込んだり、サンプリングした音色をロード、セーブが可能です。 S-760の活用法としては「ビットコンバート」「レイトコンバート」を使った「Lo-Fiサウンド」の構築に尽きると思います。 「ビットコンバート」1〜15bit(normalで16bit)、「レイトコンバート」48/44.1/32/30/24/22.05/16/15kHzの選択可能です。 ご参考までに「フェアライトCMI 8bit 30.2kHz 」「EmulatorII 8bit 27kHz」「AKAI S900 12bit 40kHz」 付属品は電源コード、各取扱説明書4部(汚れ、焼け、ヨレ有り)、システムディスク3枚(うちBU2枚)、サウンドディスク1枚 すべての機能は確認出来ていません。 古い品となりますので経年劣化による思わぬ不具合が見つかる場合もあります。 汚れや傷がありますので、写真でご確認ください。 以上のことをご理解してご購入をご検討ください。