⚠️こちらはメルカリのみの出品です。他サイトにて、大幅値引きを装う等しての悪質な出品にご注意ください。 ShiresとGetzenのパーツを組み合わせてつくられた珍しいテナーバス トロンボーンです。 ベルは、Shiresのベルで初期の手彫り彫刻の頃のもののようです。型番の刻印が見当ず番号が分かりませんが、材質は色合い的にGベルのようです。 バルブ セクションは、F管の形状からGetzenのEterna Ⅱ 747のもの。スライドは、デュアル ボアですので、こちらは同じく725のスライドではないかと思われます。 この個体の製作経緯は不明ですが、デュアル ボアのため、太管の楽器と比べると楽に鳴らすことができ、反応も早く、それでいて軽過ぎずパワーのあるサウンドも鳴らせるので（その辺りは流石GetzenやShiresだと思います）、例えば体力的にハードなコンサートで、吹奏楽のポップス・ステージ等のタイトさとパワーの両方が必要な場面で、クラシックでも小編成や作品的にあまりヘビーではないサウンド作りがしたい時など、意図がはまればかなり便利な楽器ではないかと思います。シンプルに吹きやすいと言う意味では、趣味で時々使う程度の方や息の少ない女性の方にも扱い易いかと思います。 スライドやロータリーの動きに問題はなく、抜差管の固着もありません。 経年や使用により、外観に多少の傷や汚れは見られます。目立つような凹みはありませんが、ベルの広がる辺りに修理痕（ラッカーに残る筋）があります。 マウスピースは細管のものを使用します。付属はありませんので、別途、用途や奏法に合わせて、良いものをご用意ください。 ケースは写真のEastmanのもので、使用には問題はありません。ストラップが１本付属しており、肩掛けにできますが、２本あれば背中に背負うことも可能です。