『LS-K701』は、今から20年前の2005年に【オーディオ銘機賞】を受賞したケンウッドのミニコンポ『K series』のスピーカーシステムで、当時はスピーカー単体(2台セット)でも定価21,000円(税込)で購入する事が出来ました。 構成は12cmウーファーと2.5cmソフトドーム型ツイーターによる2ウェイスピーカーで、ウーファーの振動板とエッジ部分の取り付け構造を逆R型とすることでスムースなピストンモーションを実現しています。また、ユニットエッジの張り合わせ部分を肉厚とすることで振動板とエッジとの逆共振を抑制しています。フロントバッフルには楽器などにも使用される板材である21mm厚のMDF材を採用し、剛性の高さと響きの良さを追求しつつ振動を抑える事にも成功しています。また、高級機には必須の導電性の高い金メッキ・バナナプラグ対応の端子が付いています。 音質に関しては、ボーカルと伴奏の音量がバランス良く取れていて、J-POPや80年代の洋楽サウンドを主に聴いていましたが、このサイズの2ウェイスピーカーで ここまで気持ちの良い音が出るのかと感心しながら使用していました。リアバスレフタイプの影響だと思いますが、小型スピーカーの割には低音も充分に出ています。最近、長年の夢が叶って同じくKENWOODの銘機『LS-11EX』を入手しましたので、こちらの『LS-K701』は手放す事にいたしました。 フロント部分には目立つ様なキズや汚れ、凹みなども無く経年の割には綺麗な状態です。天板や側面、裏側も小さな当てキズや細い擦りキズ等はありますが全体的に美品と呼べる状態で、フロントカバー(サランネット)の布部分にも穴やホツレなどは見当たりません。※底板部分には設置の際についた細かな擦り傷はありますので、ご了承ください。 ゆうパックにて匿名発送いたします。 【定格】 システム：2ウェイ2スピーカー・簡易防磁設計エンクロージャー バスレフスピーカーユニット ウーファー：120mm コーン型 ツイーター：25mm ドーム型 定格インピーダンス：6Ω 最大入力：80W 出力音圧レベル：83dB 再生周波数特性：50Hz～30,000Hz クロスオーバー周波数：2,500Hz 最大外形寸法（幅 x 高さ x 奥行）158mm x 270mm x 262mm 質量：4 kg（1本）