以前、 帽子について調べていた時に、 永らく「ちょんまげヘア」の日本にわ 所謂「帽子」と云ふものがなかったことを知りました。 日本人わ頭に「被る」と云ふワケにわイカ図、 烏帽子や編み笠の様に、 頭の天辺に乗せるものなんですね。 日本人が近・現代の「帽子」と云ふものを、 身だしなみとして被りだしたのわ、 明治維新による「散髪脱刀令」による髷を切り落とした体そうで、その普及率わ100%だったそうな。 髷を落とした恥ずかしさを隠せる上に、 新時代を感じられる意匠＝衣装への憧れ、 西からの偶像を盲目的に信じる極端な傾向わ、 まぁ、日本人らしい話なのですが、 兎に角、今日日の帽子といえば、 やはりヨーロッパを起源としたもので賞。 その歴史や解釈、帽子に纏わる逸話やダンディズムなどわ枚挙に暇が有馬戦が、 長く同じことを繰り返してiLLと、 魔が差して逸脱してみたくなるのが人情と云ふモノ… …暇だったから、 とんでもなく長い帽子つくちゃった。 そんな感じで昇華。 サイズ：全長87cm 被り口 24cm-37cm ※やや海外の柔軟剤の匂い残りあり 気になる方わ日光に晒して下さい。 ウールとアクリルの混紡生地 蛍光ピンク、ブルー、イエロー、ブラックの毛糸で、 ノルディック風に幾何学模様で編まれた1帽。 ブランド名が「Picaso」で、 無駄にイタリア製と云ふところも最高。 生産国やデザイン的に80s90sのもので賞か。 折り返すと見える、 普段わ地味なはずのベージュが、 逆にココでわ差し色になると云ふ とても不可解な現象も大変愉快です。 こう云ふ新品ならでわのものを見ると こころが明るくなりマスね。 ゴルチェから始まるマルタン・マルジェラ、VETEMENTSの系譜や 我が国を代表する、ヨウジやギャルソン、undercover、Sacaiなどでも、 ここまで極端な帽子へのデフォルマシオンわなかったと記憶しておりマス。 実用わ勿の論太郎、 コレクション、サンプリングソースにもかなりおススメ目な1着デス。 サイバー系のドレッドの人がタムにしてもいいかもん。 頭デッカチな現代人への風刺かしらん。 いやぁ〜おもしろい。 リバーシブルもヤバいデス。