こちらは ドビュッシー、 ラヴェル、 ウェーベルン、 シェーンベルク、 バルトークなど 従来の和声法の教本では扱うことのなかった、 印象派や現代音楽の分析のために執筆された書籍、 Edmond Costèreの 『和声の変貌 音高組織の論理』です。 渡辺貞夫や 菊地成孔をはじめ、 錚々たる日本の ジャズ ミュージシャンと演奏した ジャズベーシストであり 音楽理論家、 濱瀬元彦による『ブルーノートと調性』の中で 幾度となく引用されている、音楽書の名著。 あの Miles Davisの相棒だった、 Joe Zawinulと Wayne Shorterによるバンド、 Weather Reportの伝説のベーシスト、 Jaco Pastoriusに影響を受け制作したアルバムは、 近年では アンビエント、 ニューエイジの名盤として 再評価されています。 長らく大変貴重な絶版本として 新品市場でも取引されておりますが、 その内容自体も、現在入手可能な和声の書籍とは 一線を画す貴重さです。 なかなか市場に出回ることのない一冊です、 ぜひこの機会にお手に取っていただき、 Jacob Collierも使いこなすような 現代音楽的な美しいハーモニーの作り方を 学んでいただければ幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。