今回の出品は、タミヤ 1./24 ZENT CERUMO SC 2006です。2007年7月の発売と同時に購入したものです。 実車は2006年スーパーＧＴ選手権、トヨタ陣営三台目のＳＣです。前年にスープラ最後のシーズンでチャンピオンを獲得したＣＥＲＵＭＯチームのマシンでゼッケンはチャンピオンナンバー「１］をつけていました。前年と同様、立川祐路、高木虎之助両選手のドライブで臨んだ同チームは着実にポイントを積み重ね、最終戦富士の時点ではトップとの差、僅か８ポイント、上位８チームにチャンピオンの可能性が残る大接戦となりました。しかも同チームは予選５番手とタイトルを争うチーム中最上位のスターティングポジションで二年連続チャンピオンの期待が持たれていました。しかし、何と一周目のダンロップコーナーでＡＲＴＡ　ＮＳＸと痛恨の接触、何とかピット迄は辿り着いたものの、致命的なダメージを抱えておりそのままリタイヤとなってしまいました。それでも鮮やかなレッドとシルバーの映える車体でシーズンを盛り上げてくれた忘れない一台であり続けます。 キットは迫力溢れるオーバーフェンダーとベース車輛であるレクサスの流麗なボディスタイルが見事に再現されています。又、アンダーバネルパーツは金属プレートをインサート成形。仕上がりの重量感と繊細なディテールを両立させています。デカールは世界最高峰のカルトグラフが奢られています。ボディカラーのレッドとシルバーは塗分けが必要ですが、実車でグラデーションとなっている境目はデカールで用意されているのが嬉しいです。 購入以来、冷暗所で大切に保管していましたので、キット、デカール共良好な状態と思われます。