ダイトーボイス12cmのフルレンジユニット DS-120F II を、自作エンクロージャーに組み込みました。ユニットは、ウレタンエッジに張替え済みの新品です。 　エンクロージャーは、ホワイトオーク無垢材（前面15㎜厚）、パイン集成材（前面・側面・天板・底板20㎜厚　側面ブルーステイン入）、檜無垢材(背面15㎜厚)で堅固に組みました。製作当初、低域の充実のために最後の画像のようにダブルバスレフ化していましたが、思ったような低域にならず、今は内部の仕切りは取り払っています。このほうがむしろ、いい表現につながりました。表面は、ワトコオイルを塗布して仕上げています。 　音圧が高く、豊かな低域に支えられ、どちらかというと柔らかでボーカルが生き生きと自然な拡がり感をもってぐんと前に出てきます。高域の伸びがやや弱いと感じますが、全域にわたって癖が無く聴きやすいです。 　素人が製作したものですので、ご理解の上でお求めください。 ユニット 　fo(最低共振周波数)　88Hz 　周波数特性　fo～15kHz 　出力音圧レベル　88dB/W/m 　定格入力(Max)　7W(15W) インピーダンス　 8Ω エンクロージャー 　バッフル穴径　115㎜（面取りしています） 　取付穴対角　約137㎜ 　バスレフポート　内径31㎜　長80㎜ 　寸法　W約180㎜ × H 約370㎜ × D約250㎜ 重量　約4.1kg（一本）