SEIKO　PRECISION　国鉄　19セイコー　スモールセコンド　セコンドセッティング機能　稼働良好 国鉄で初の国産鉄道時計として採用された精工舎の19型懐中時計です。裏蓋に、昭和35年の刻印があります。 国鉄で使い始めてから65年経過していますが、現在も正常に動作しています。テンプも力強く動いています。止まることはありません。 国鉄時代の19セイコーは定期的にオーバーホール等の整備がされていたので、程度は良好です。平置きで、24時間で、15秒程度、進みます。驚きの精度です。さすが、鉄道で使用されていた懐中時計だと思います。 この19セイコーは、セコンドセッティングの機能が付いています。スモールセコンドの上に、小さな印字で、SECOND SETTING DIAFLEX と記載があります。これは、リューズを1段引いて、時、分、を合わせる時に、スモールセコンドの秒針が60秒位置で停止する機能です。正確な時刻をセットする為の機能です。しかし残量ながら、1秒ズレています。この19セイコーは1秒位置で停止します。(写真9) リューズ操作はスムーズです。リューズでゼンマイを巻く事、リューズ1段引いての、時、分、の調整も問題ありません。 文字盤に少々、経年による、汚れ、ヤケがあります。ケースおよび裏蓋にスレや小キズがあります。風防には、ほぼキズは見当たりません。きれいな状態です。ムーブメントは大変きれいです。ムーブメントにSEIKOSHAの刻印があります。 年代的に見て、きれいな個体だと思います。掲載の写真をよくご覧になり、ご判断ください。 現在正常に動作していますが、大変古い品物なので、一応ジャンク品として出品します。 ご理解いただける方のご購入を、お待ちしています。