Grecoの335シェイプの日本製ギターです。セミアコのような見た目ですが、センターブロックがなくボディ中央に魂柱のあるフルアコ構造をしたギターで軽量です。(Gibson ES 330やEpiphone Casinoのような構造です。) ボディ構造はフルアコですが、外見は1974年当時のGibson ES-335TDそっくりの形です。Made in Japan Greco Fujigen製造期と思われます。Gibsonに怒られる前なのでヘッドに「クラウンインレイ」が入っています。
ヘッド裏にシリアル刻印がありません。Grecoがシリアル刻印を始めたのは1975年以降からです。また、Gneco(グネコ)ロゴから当個体のようなGrecoロゴになるのは1974年です。ですので、シリアル刻印無しのグレコロゴの当個体は1974年製であると考えています。1974年のGrecoカタログをみると、SA550というのに最も当てはまるかと思いますので、「1974年製のSA550の可能性が高い」と考えています。型番を示すラベル等がついていない時代のため断言ができず、このような推測になります。
ネックは3ピース構造で、カタログではメイプル3ピースと記載されていますが、写真を見て頂く通り、木目からマホガニー3ピースのようにもみえます。どちらにせよ少なくとも50年前の木材です。ボディの形状やフレットエッジバインディングなど、当時のES-335そっくりの雰囲気です。ネックはGaban、Tokai、BURNY RSA、epiphoneと比較して細身で薄いです
演奏前にリペアが必要と考えてください。ナット交換を素人がやっており、GibsonタイプのナットをつけるべきところをFenderタイプのナットを上げ底して取り付けてあり、ナットの高さが高いため、弦高も高いです。ナットのリペア、交換、調整は必須かと考えてください。ヘッド折れなどはありません。音は問題なく出ます。フレットも残っています。指板は濃いローズです。ブリッジのねじが一つ交換されています。ボディバインディング綺麗です。ただ、指板エンド、ネックエンドの部分のバインディングだけが外れて紛失しています。ここも見た目が気になるなら修理が必要と思います。弦高を下げて快適に演奏するならリペア必要かとおもいますが、ポテンシャルはあると思います。
Update Time:2025-04-06 13:21:09