まだ社名がマウンテン・セーフティ・リサーチだった頃に出していた異色の軽量モデル、ファイヤーフライです 後から社名を縮めてMSRとなりましたが、当時は長い名前の方が有名でした このモデルは現行のドラゴンフライにも通じるツーバーナーの先駆けでもありましたが、ノズルの形状やデザインが特殊過ぎたこともあり、セールスは良くないまま廃番となりました 元々はロッククライミングを想定して作られたために余熱皿やジェネレーターが付いておらず、ストーブ本体がジェネレーター代わりになっているため、着火当初は燃焼が安定せず、また燃焼音もドラゴンフライ並みに盛大な割に、ドラゴンフライほどとろ火調節は得意ではありません　　　　また使用できる燃料も白ガソリンのみで、灯油やガスは使用できません オリジナルの黄色ポンプは本来付いている半透明のゴムホース部分が硬化して取れてしまっています 点火確認済みで、今でも快調に燃焼します また革パッキンにはルブリカントを塗布しておりますが、この黄ポンプはシャフトが金属ですので、摩擦のせいでポンピングが重くなりがちです この部分にも抵抗が少なくなるようにたまに油を差してやることをお勧めします 付属品として、表面に凹みがあり古いものですが、スイス製SIGGの0.5リットルボトルが付きます ご不明な点がありましたら、お気軽にご質問ください 仕事の都合で発送が2日ほど遅れるかもしれませんが、よろしくお願いいたします