写真14枚目以降にスイープテスト並びに演奏させた波形を追加掲載しました。 スイープテストは歪み無くOKで波形通り大口径ウーハーのお陰で中低音～低音の量感はかなりあります。 それを後押しするのはカタログでは能率93dBの値ですが実際はSONYの名機SS-G7 94dBとほぼ同じ音圧が出ているので迫力ある出音に感じます。 1975年発売のTechnics　7で当初はブラックのみで新品も殆んどがブラックです。今回は後に追加販売された完全受注生産のホワイトモデルです。 販売後40年以上経過している中でのオリジナルの状態を保っているシリアル連番の超貴重な個体になります。 世界初のリニアフェイズ機としてTechnicsが総力を結集して作り上げたTechnics　7はカタログ数値では語れないたいへん奥の深い音が出てきます。 全てのユニットより音出し、音圧差の確認済みで問題無く良好です。アッテネーターは絞る方にしか作用しない仕組みで余り変化しないようですが一般的にはフラットで聴くので問題ありません。 外装は写真にてご確認下さい。年式相応のダメージは見受けられるものの、ホワイトで40年以上経過してサランネットも含めてこの状態は奇跡的です。 但しウーハーフレーム外周ウレタンスタビライザーやサランネットのゴム部分に避けられない経年劣化、キャビネットに傷等ありますのでご理解頂ける方のみご検討下さい。 今回はオリジナルのままの状態を尊重しリペア作業は行っていません。当時の技術力や素材等から色々な事を学ぶためです。 原点回帰という言葉にピッタリなスピーカーだと思いますので環境が整う方いかがでしょうか？ 発送はたのメル便は信頼出来ないので厳重梱包により佐川急便40kg超え250サイズにて当方送料負担(20000円)で発送致します。 但し、北海道や沖縄、離島への配送は大きさ、重さを考慮して行いませんのでご注意下さい。