前回は七味唐辛子をデザインしたカサゴを絵描きましたが、今回は一味唐辛子をデザインしたカサゴを絵描きました。 七味の時は胴体を黒、背景を金にしましたが、今回は逆にしてみました。もともと金色の魚を描くことに憧れていて、金と黒の組み合わせは僕の大好きな色の組み合わせです。 それともう一つ言及しておきたいのが紫の唐辛子。赤と緑の唐辛子はありますが、紫色の食用唐辛子は多分無いと思います。 その代わりに観賞用唐辛子(食用よりもずんぐりしている)に紫色があるので、今回は想像で紫色の食用唐辛子を作り上げ作品に入れてみました。 金と紫もハマっている色の組み合わせなのと金色も紫色もどちらも高貴な色(特に聖徳太子の時代に冠位十二階制の最高位が紫色だった)なので使ってみました。 目玉も紫色、ヒレも銅色なので古代的な感じになったと思います。 絵全体はもちろん、魚体の金も光を当てて堪能していただければと思います。 ※額縁と添えた葉牡丹は付いてきませんのでご注意ください。