◆入魂済・騎龍観音像・木製淡彩色◆ 【騎龍観世音菩薩】は、 三十三観音の一尊で、龍に乗る観音様です。 白い衣を身にまとい、右手に柳の枝、 左手の水瓶から流れ出る水で、 龍の喉を潤し、 富と繁栄・健康を表しています。 柘植（つげ）の木に彫られており、 良い香りがします。 “ラピスラズリ”など、 天然の宝石を細かく砕いた、 日本古来の岩絵具、“顔彩”で、 木目を活かして彩色された、 白衣騎龍観音・・・ その頬は、薄っすらと桃色です。 観世音菩薩は、 観自在菩薩とも呼ばれ、 《観音さま》の名で親しまれて来ました。 世音・・・悩める世間の人々の“音”（声）を、 自在に“観”（聞き取って）人々を救う菩薩・・ という意味があります。 ●観音様は女性性を表し、 龍は男性性を表すともされ、 大地のエネルギーである龍を、 水によって静める姿は、 陰陽調和も表しています。 そして、全ての豊かさは、 その調和によって生ずることを意味しています。 ●この像は【天命堂】による 【魂入れ】がされております。 護符や霊符の場合は【開眼】といい、 仏像であれ、護符であれ、 本当の【魂入れ】は、祈る方・・・ 持たれる方の心が、 形あるものに染み込んでいくものです。 その御利益は、祀り、祈る者・・・・ その在り方、心の持ち方、 それ次第でいかようにも変わりますが、 良い形・・ 良い姿をしているものは、 持たれる方・・・ 祈られる方を、 安らかな、感謝の心・・・ 願いが最も叶う心の状態にさせる力を持っています。 ◆付属品 ※真言解説書 ※槐（えんじゅ）と紫檀（したん）飾り台 ※約16ｃｍ（台含む）