『獅子蓋色絵透し彫り角型四脚香炉「大明萬曆年製」』はセカイモンで78d58ef333から出品され、68の入札を集めて11月17日 11時 35分に、162680.00円で落札されました。即決価格は162680.00円でした。決済方法はに対応。
蓋には愛くるしい顔の獅子角型胴の四面には透し彫りその下には脚付き台座が獅子蓋角型胴台座には黄緑朱を基調とした鮮やかな雷紋や唐草紋などの色絵が施された香炉です写真の胴下部に大明萬 商品不備、返品につきましては商品到着後7日以内にご連絡下さい。返品は未使用であり、初期不良の場合の送料は当社が負担します。迅速で便利なアフターサービスを提供することを楽しみにしています。
獅子蓋色絵透し彫り角型四脚香炉「大明萬曆年製」
1970-01-01
蓋には愛くるしい顔の獅子、角型胴の四面には透し彫り、その下には脚付き台座が。獅子蓋、角型胴、台座には黄、緑、朱を基調とした鮮やかな雷紋や唐草紋などの色絵が施された香炉です。
写真5の胴下部に「大明萬曆年製(だいみんばんれきねんせい)」の在銘が、この「曆」は「林に日」ではなく「禾禾に日」です。
「萬曆」は中国明代の第14代皇帝神宗の在位中(1573~1620年)に使われた元号、このため神宗帝は萬曆帝とも呼ばれ、在世時に製作された陶磁器には萬曆帝を冠した年製が在銘とされたようです。
ところで「真作」に対して「贋作、模造品、複製品、レプリカ」などは、いわゆる「偽物」とされる作品ですが、美術品や工芸品の世界では、国や時代を問わず、贋作や模造品が出回ることは常で、中には「真作」と見分けがつかないほどの作品があることも事実です。模造品とはいえ質の高いものも多くあります。一方「写し」と呼ばれる作品は「偽物」とは少し異なり、真作者の国元に限られず、後世の作家が真作者に敬意を払いその作風を採り入れて製作した作品が「写し」と呼ばれるものです。
出品の香炉が400年以上前の神宗萬曆帝の在世時に製作された「真作」か、当時または後世に製作された「偽物」か、あるいは「写し」かは分かりません。なお「暦」の文字の在銘「大明萬暦年製」の陶磁器も見られ、文字も真偽や「写し」、製作地や時期などの判定根拠の一つとされるようです。
入手経緯などは不明です。ガラス棚での保管品ですが、表面には薄くほこり汚れが、特に蓋の内面には黒い汚れ(香を焚いた跡?)が見られます。また、例えば写真8、9の円内のような製造由来の「ニュー」でしょうか、ヒビ状の傷が何ヶ所かに見られます。この他には、使用時に生じたと思われる目立つようなキズや欠け、割れなどはほとんど確認できません。
大きさや重量はおよそ次の通りです。
高さ22.5cm、獅子蓋13.5cm角、開口10cm角、角型胴12cm角、胴下14cm角、脚付き台座15cm角、重量は3.5kg。
愛くるしい顔の獅子蓋、色彩豊かな色絵、在銘「大明萬曆年製」の透し彫り角型四脚香炉です。出品の香炉が「真作」か「偽物」か「写し」か、地域(景徳鎮?伊万里?)や時期は、などへの関心は尽きないでしょうが、それらの調べは後回しにされ、映える香炉、置物として観賞していただければ幸です。
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ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##工芸品
交換の際はご要望の製品仕様にご注意ください。
獅子蓋色絵透し彫り角型四脚香炉「大明萬曆年製」
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