明治期横浜の窯業を先導した加藤湖三郎または日光商店の色絵磁板を出品致します本作に於いて特筆すべきは以下の諸点です形状通常の陶磁板は四角形ですが本作は額装を前提にして楕円形で製作 ご入金が確認できましたら、できるだけ早く商品をお届けできるよう、直ちに商品を発送させていただきます。お待ちください。
R181 中棗 『西村松雲作』『大徳寺 松長剛山箱書』『花丸蒔絵』 共箱 茶道具茶道具、香合、絵唐津、13代太郎右衛門作、さ16番囲炉裏座卓 囲炉裏収納テーブル 座敷机 火鉢【極】輪島塗 千舟堂謹製 花の丸四君子蒔絵 雑煮椀 5客 煮物椀/丼椀/大椀茶道具 信楽焼 谷清右衛門 香合
明治期横浜の窯業を先導した加藤湖三郎または日光商店の色絵磁板を出品致します。本作に於いて特筆すべきは、以下の諸点です。
1、形状 通常の陶磁板は四角形ですが、本作は額装を前提にして楕円形で製作されています。稀に真円形のものがありますが、楕円形の作品は初見です。
2、額装 一見するとシンプルな木製額に見えますが、額の表面・裏面・横面の全面に絹布が貼り付けてあります。裏面の脱落防止固定具も竹で作られています。
3、 絵付 陶磁器の画工ではなく、日本画家によって絵付けされています。まだ調査段階ですが、日本画家の上田一渓による絵付けではないかと推測されます。写真でお分かりの通り、主題の日本女性の日本髪の毛髪一本一本が丁寧に描かれています。また、背景の簾の竹籤一本一本の輪郭線まで丁寧に描いています。
4、 素地 サクタ製(サクは金偏に歯)の銘があります。当時の優れた陶板と言えば、加藤善治や川本半助が有名ですが、これにはサクタの銘があります。
額の寸法は、縦が42cm、横が34cmです。
ワレ、カケ、ヒビ、スレなどの瑕疵はありません。陶板そのものは未使用と言って良い素晴らしい保存状態です。
ご参考までに加藤湖三郎の略歴を記します。
安政4年に尾張東春郡水野村で生まれる。後に加藤小三郎と名前を変えた。
明治18年の頃、横浜の住吉町に日光商店を開店。後に南仲通に移転し、明治24年、弁天通に移った。
横浜市内指折りの陶磁器商人となった加藤湖三郎に関して、『横浜成功名誉鑑』(明治43年)は次のように評している。「古人言うあり『勤強は幸福の母』は加藤湖三郎に於いて眞味を知るべき候」
主な授賞
・第5回内国勧業博覧会 2等賞
・各種磁器宮内省御買上 彩色菊画偏額
・セントルイス万国博覧会 銅賞
・京浜聯合(れんごう)第一回陶画共進会 協賛銅賞牌
・ベルギー・リエージュ万国博覧会 銀賞
・日英博覧会銅賞
注: 私の出品写真と説明文をそのまま盗用して、格安で販売しますという詐欺サイトが最近いくつかあるようです。呉々も騙されないようにご注意下さいませ。私がそのような詐欺の個人サイトに平行出品していると過去に勘違いされて、罵詈雑言を浴びたことがありますが、私はオークションサイト以外には出品しておりません。
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